【いい家】見極めポイント パート2

2022年05月10日

こんにちは!いい家を見極めるためのポイント!今回は構造編。

特にマンションをお探しの方必見です。

 

●広さ

柱や梁の凸凹をチェック。空間の広さを把握しましょう。

広さは㎡や畳などの数字だけで判断せず、柱や梁の出かたにも注目してみてください。

例えば、

築15年以上の物件・・・梁の出っ張りが目立つ

築浅の物件・・・梁の厚みを抑え、柱を室外に出す「アウトフレーム工法」の物件が増えています。

圧迫く感が少なく広々とした印象になります。

また、寝室や子供部屋など、梁があるためにベッドや机の配置が制限される場合がある為、

リビング以外の部屋もチェックしておきましょう。

 

●天井高

最近は2,500㎜がスタンダード

少し前まで天井高は2400mm程度が普通でしたが、最近では2500㎜を超える物件も見られます。

図面では「CH」の表記を手掛かりに探してみてください。

階数によってモデルルームと高さが違ったり、天井の一部を低くした”下がり天井”になっている場合もあります。

最上階は天井高がやや低い傾向にありますので、ご注意ください。

 

 

●可変性

仕切りは使い方と将来の変化をイメージする

リビング隣に居室がある場合、居室はだれがどう使うか、将来の変化もイメージしておきましょう。

中古の場合は固定の間仕切り壁が多いですが、最近の新築では

上吊り式で引き戸を壁側に収納できるウォールドアを採用する物件もあります。

開閉するだけで、3LDKを広々とした2LDKにもでき、便利です。

同じように子供部屋がウォールドアで2つに分けられる物件も人気です。

将来子供が大きくなったら、独立したら、とイメージしながら物件を見てみてください。

 

●床・天井の構造

配管類のメンテナンスが楽なのは二重床

天井と床の構造は下記2種類に分けられます。

1.【直床・直天井】コンクリートスラブに直接仕上げ材を貼るタイプ

2.【二重床・二重天井】スラブと仕上げ材の間に空間を設けるタイプ

2.の二重床は水回りの設備や配線の移動がしやすく、リフォーム時の間取り変更の自由度が高いという利点があります。

*最近は二重天井が多く、直天井は一部の古い物件のみ。直床は現在でも多くの物件に見られます。

 

●窓

断熱性能と高さや大きさ、形に注目

窓サッシは高さや幅が大きく、フルオープンにできるタイプなど、眺望や採光に工夫があるものが最近の特徴です。

1枚の単板ガラスか、2枚の複層ガラスかも確認しましょう。

窓は共用部分で個人で取り替えられないですが、単板ガラスで結露しやすい場合は、内窓リフォームも検討しましょう。